看護師-外来

外来ならではのやりがい（患者対応・診療補助）

当院の外来では、診療補助や処置はもちろん、患者さんとの距離がとても近く、「生活に寄り添う看護」ができる点が大きな魅力です。
地域の方が多く来院されるため、毎回の診療の中でご家族の話や日常の変化を聞きながら、その人らしい生活を支える関わりが生まれます。
「孫が風邪が治って運動会行けるようになりました」「前より元気になったよ」といった言葉を交わせる時間は、外来ならではの温かいやりがいにつながります。
また、発熱・予防接種・慢性疾患フォローなど幅広い症状に出会うため、病気の知識やアセスメント力も磨かれます。忙しい時間帯もありますが、その分「臨機応変に動く力」や「判断力」が自然と身につき、成長を感じられる環境です。

安心して働ける教育体制

当院では、外来経験の有無に関わらず、スタッフが無理なく業務に慣れられるよう丁寧にフォローする体制があります。
事務スタッフから看護師資格を取得し、現在は外来で活躍しているスタッフもおり、奨学金制度などキャリアアップを後押しする取り組みも存在します。
日々の業務でも、声をかけ合いながら、先輩スタッフが自然とサポートに入ります。
疑問や不安をため込まず、その場で相談しながら学べる環境が整っているため、経験に自信がない方でも安心してスタートできます。

家庭と両立しやすい福利厚生・サポート体制

子育て世代のスタッフが多く、子どもの急な発熱や家庭の事情があれば、院長や周囲がすぐに理解を示してくれる文化があります。
「お子さん優先で大丈夫ですよ」と自然に声を掛け合える雰囲気があり、休みにくさを感じることはありません。

また、外来勤務の場合は13時〜16時半の自由時間を確保できることも大きな魅力です。
買い物や家事、コーヒーを飲んでリフレッシュするなど、スタッフによってさまざまな使い方ができ、家庭とも両立しやすい働き方が実現します。
一人の時間を持てることで、心身のリフレッシュにつながり、長く働きやすいと感じるスタッフが多い環境です。

風通しが良く、相談しやすい職場の雰囲気

クリニックならではの距離の近さがあり、医師・看護・事務の垣根がなく、誰にでも気軽に相談できます。
ルールはあるものの、「ここ、ちょっとやりにくいよね」「こうした方が安全かも」といった意見もすぐに共有でき、場面に応じて柔軟に改善できる風通しの良さがあります。

現場では通りすがりの声掛けが活発で、「困ったらすぐ言ってね」という雰囲気が自然と根づいています。
スタッフ同士の関係性も良く、お互いのペースや個性を尊重し合える職場であることが、長く続けやすい理由の一つです。

患者さんに安心を与える「接遇力」

外来では幅広い年代の患者さまが来られるため、丁寧な対応が欠かせません。体調だけでなく表情や様子の変化に気づける人、短い会話の中でも安心につながる声かけができる人が向いています。働く中で先輩スタッフの声かけや立ち振る舞いを見ることで、少しずつ“安心につながる関わり方”が身についていきます。

状況に合わせて動ける「柔軟性」

外来は予測できない出来事が多く、スピード感をもって動く必要があります。スタッフ同士が自然に声をかけ合い、「今これをするね」「ここお願い」など臨機応変に連携していくため、だんだんと状況に合わせて動ける力が身についていきます。

チームで助け合える「協調性」

少人数の職場だからこそ、一人ひとりがお互いをよく見ながら働く雰囲気があります。困ったときにはすぐ相談できる環境で、改善点や気づきも共有しやすい文化です。自分だけで抱え込まず、まわりと気持ちよく協力できる人が、この外来にとても合っています。

勤務のきっかけは「ご縁」

前職では外科病棟で日勤・夜勤をこなしながら勤務していましたが、子育てとの両立は簡単ではありませんでした。そんな時期に、子どもの受診や自分の診察でクリニックに伺った際、ちょっとした雑談の流れで「働き方を見直す時期が来たら、また教えてね」と声をかけてもらったことがありました。
そのときは転職を考えていませんでしたが、子どもが成長して自分の時間を見直したいと思うようになった頃、その言葉をふと思い出し、自分から相談したことが入職のきっかけです。

生活に近い場所で寄り添える仕事

病院よりも地域に近い分、患者さまの生活や背景を感じながら関わることができます。外来はどうしても忙しく、煩雑になりやすいですが、その中でも「隙間の時間に一言声をかける」ことを大切にしています。
お孫さんのお話を一緒に喜べたり、日常の小さな出来事を共有できたりする瞬間が本当に嬉しく、この仕事のやりがいだと感じます。医療としての処置だけでなく、患者さまの人生にそっと寄り添える場面に出会えることが、私にとって大きな喜びです。

声かけと観察の積み重ね

地域の方が多く来院されるため、顔見知りの患者さまも多く、「今日は寒いね」「お孫さん、前に発熱で来ていたけど元気？」など、いつもの会話が自然に生まれます。
こうした何気ない会話から体調や生活の変化に気づくことも多く、患者さまも話しかけやすい雰囲気になるよう意識しています。
また、スタッフ同士でも「これお願い」「ここやっておくね」と声をかけ合い、間違いが起きそうな場面はすぐ相談して解決するようにしています。少人数だからこそ、気づいたことはすぐ共有し、確認し合える環境です。

子育てと両立できる貴重な時間

この職場がとても働きやすいと感じる大きな理由は「休憩時間を自分の時間として過ごせる」ことです。自宅が近いため、一度帰って家事をしたり、静かにコーヒーを飲んだりと、ほんの少し「ひとりに戻れる時間」があります。
子どもが大きくなってから入職したとはいえ、急な発熱のときには休まざるを得ない場面もありますが、院長もスタッフも理解があり、無理をせず働ける環境です。大きな病院では難しかった「家庭とのバランス」を取りながら働けることは、私にとって大きな安心につながっています。

地域に根ざした看護を続けたい

これからも、患者さまが気軽に相談できる「地域の窓口」のような存在でいたいと思っています。些細なことでも声をかけてもらえる関係を大切にしながら、その人らしい生活を支える看護を続けたいです。
転職は誰にとっても不安が大きいものですが、まずは「話だけでも聞きに来てほしい」と思っています。来てみて「合う・合わない」を感じてもらえばよく、気負わずに一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。