はい、未経験の方でも大丈夫です。
当院では、必ず医師と同行しながら訪問するため、初めての方でも安心して学べる環境があります。患者さんへの説明や判断のポイントも、すぐそばで医師の対応を見ながら身につけることができます。
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理事長メッセージ
医療法人もみじ会 田崎医院では、地域で暮らす方々のこれからの健康を長く見守っていきたいと考えています。外来診療、訪問診療、訪問看護という三つの柱を通して、どんなときも安心して相談できる存在であり続けることを大切にしています。
訪問診療の現場は、患者さまの生活そのものに寄り添う医療であり、地域にとって欠かせない存在です。そこで重要な役割を担うのが、在宅や訪問診療に関わる看護師の皆さんです。
訪問の現場では、患者さんやご家族の日々の暮らしがそのまま見えます。体調の変化はもちろん、表情や声のトーン、部屋の様子など、医療機関では気づけない小さな変化が多くあります。看護師としての技術は必要ですが、それ以上に、人に興味を持ち、心を配れる方こそ訪問診療に向いています。患者さまがふとこぼす一言や、生活の癖、ちょっとした困りごとに耳を傾けられることが、在宅医療の質を大きく高めます。
訪問先は一人で対応する場面も多いため、不安に思う方もいるかもしれません。
しかし当院は複数の医師と看護師でチームを組んでおり、困った時はすぐに相談できる体制があります。判断に迷った時は必ず誰かが応えてくれる。それが田崎医院の強みです。患者さまを一人で背負うのではなく、チームで支えるからこそ安心して働けます。
働き方についても柔軟に対応しています。子どもの送り迎えがある、家族の事情で時間をずらしたいなど、遠慮せず相談してください。家庭を大切にしながら働けることが、最終的には患者さんへの優しさにつながると考えています。看護師の皆さんが心に余裕を持って訪問できる環境こそ、良い医療につながるからです。
訪問が好きな方は、患者さんとの会話を楽しみながら自然と関係性を築いていきます。処置が中心の仕事ではなく、生活そのものを支える医療だからこそ、人と向き合える力が何よりの強みになります。医療行為よりも、人に寄り添うことが好きな方にはぴったりの職場だと思います。
地域の健康を支える在宅医療は、これからますます必要とされる分野です。田崎医院の訪問診療チームの一員として、一緒に地域の医療を支えていきましょう。
当院で勤務するメリット(特徴)
医療法人もみじ会 田崎医院は、外来、訪問診療、訪問看護の三つを柱とした地域密着型のクリニックです。
医師と同じ目線で動く「チーム医療」の実感
当院の訪問診療は、医師と看護師が常に情報を共有しながら動くチーム体制が特徴です。
患者さんのご自宅や施設へ訪問する際は看護師が同行し、診察の補助だけでなく、
家族の状況・生活環境・本人の希望など、医師だけでは拾いきれない情報を丁寧にキャッチします。
また、訪問中に急な搬送や治療の判断が必要になった際には、看護師がその背景を把握して調整を行い、
医師が次の訪問へスムーズに移れるよう支えることも重要な役割の一つです。
さらに当院には、独自の「訪問診療コーディネーター」というポジションがあり、
医師・看護師・事務・ケアマネジャーなど多職種をつなぐ架け橋として機能しています。
複数の医師が訪問に出る日でも、全体を一括管理して効率的に動ける体制が整っており、
チーム全体で患者さんを支えているという一体感を強く感じられます。
経験が浅くても安心して成長できる教育環境
訪問診療は「専門性が高くて難しそう」と思われがちですが、当院では医師と常に隣で学べる環境があります。
外来勤務と訪問勤務を組み合わせることで基礎的な観察力を身につけられ、訪問中の医師の説明を聞きながら自然に知識が増えていくため、病棟経験がない方でも無理なくステップアップできます。
また、当院で働きながら資格を取得したスタッフもおり、「ゼロから学んでいきたい」という方へのフォロー体制も整っています。
困ったときや不安があるときにすぐ相談できる雰囲気があり、未経験でも安心して現場に入れるよう、丁寧なサポートを大切にしています。
ワークライフバランスを両立できる職場環境
訪問診療の勤務は、夜間の待機業務(土日祝含む)がなく、家庭との両立がしやすいことが特徴です。
17時台に退勤できるスケジュールのため、小さなお子さんがいるスタッフも働きやすく、
年末年始やお盆などの長期休暇もクリニック全体としてしっかり確保されています。
生活リズムが整いやすく、プライベートとのバランスを大切にしたい方にとって魅力的な環境です。
多職種が自然につながる、明るく風通しの良い職場
医師・看護師・事務・訪問看護・ケアマネジャーなど、多職種との連携が多いのも当院の特徴です。
訪問先やカンファレンスで顔を合わせる機会も多く、連絡を取り合ううちに「話しやすい関係」が自然と築かれていきます。
先生たちは男女ともに明るく気さくで、移動中には日常の雑談も交えながら和やかな雰囲気で働けます。
職場の年齢層も近く、子育て世代が多いため、お互いを思いやりながらサポートし合える環境です。
1日のスケジュール
| 8:30 | 出勤 | 院内全体のスケジュールを確認し、医師・事務スタッフと今日の訪問ルートや外来の動きを共有します。訪問チームが複数動く日は、コーディネーターとして情報を集約し、全体がスムーズに回るよう調整を行います。 |
|---|---|---|
| 8:35〜 | 全体カンファレンス 外来補助 または 訪問同行の準備 |
職種で朝の情報共有を行う時間。 前日の外来・訪問の情報、当日の流れ、注意点を共有します。 看護師・事務・医師が専門を超えて相談しやすい雰囲気があり、「気づいたことをすぐ共有できる」チーム医療の基盤となっています。 外来の日は診療補助に入り、患者さんの誘導や処置のサポートを行います。 訪問の日は、必要な物品・カルテ端末の準備を行い、医師と一緒に出発します。 |
| 9:30 〜12:00 |
訪問診療同行(医師とペアで訪問) | 医師の診察に同行し、バイタル測定・処置のサポート・家族対応などを行います。 患者さんの生活環境が見えるため、症状だけでなく生活背景まで把握でき、医療と暮らしをつなぐ視点が身につく時間です。 医師の説明を横で聞きながら学べるため、訪問未経験の方でも安心して成長できます。 状況により外来を担当する日もあります。外来担当の日は、診療補助や誘導など外来チームと連携して動きます。 |
| 12:00 〜13:00 |
休憩 | 院内に戻り、外来スタッフとも情報交換しながら休憩をとります。 |
| 13:00 〜16:30 |
午後の訪問診療同行 | 午後も外来と訪問どちらかを担当します。 訪問では医師と相談しながら次の患者さんの状況を確認し、生活背景を含めて必要な情報を丁寧に記録します。 |
| 16:30 〜17:00 |
記録入力・事務処理 | 訪問での記録を電子カルテにまとめ、翌日のルート確認や物品補充などを行います。 事務スタッフとも連携しながら、訪問と外来の情報を整理します。 |
| 17:00 〜17:30 |
片付け・翌日の準備・退勤 | 必要物品の片付けと翌日スケジュールの確認を行い、勤務終了。 訪問診療のオンコールは すべて医師が担当 しているため、業務終了後は自分の時間に完全に切り替えて帰宅できます。 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
求める人物像
患者さまの「生活」を理解しながら支えられる方
当院が大切にしているのは、患者さんの症状だけを見るのではなく、「暮らしそのもの」を理解しながら寄り添う姿勢です。訪問診療では、生活環境や家族関係、日常の困り事など、その人の背景が見えてきます。どのような状況でも柔軟に受け止め、相手の気持ちに寄り添える方を歓迎します。
チームで連携しながら動けるコミュニケーション力
在宅医療は医師・看護師・事務・ケアマネジャー・訪問看護・ご家族など、多くの専門職が関わる医療です。小さな変化でも声をかけ合い、情報を共有しながら進める姿勢が不可欠です。「自分だけで抱えない」「気づいたことは素直に伝える」という協働の意識を持てる方が向いています。
初めてでも素直に学べる前向きさ
訪問診療は病棟とはまた違った動きがありますが、当院では医師と同行しながら学べる環境が整っています。経験の有無よりも、わからないことをそのままにせず、素直に吸収していける姿勢を重視しています。「もっとできることを増やしたい」「上を目指したい」という気持ちがあれば、訪問コーディネーションなど幅広い役割にも挑戦できます。
先輩看護師の声
入職のきっかけ
入職した当時はまだ子どもが小さく、保育所のお迎えに間に合う勤務時間であることが何よりの決め手でした。夜間の待機業務(土日祝を含む)がなく、子どもとの時間が確保できる点も大きな安心材料でした。また、年末年始やお盆など長期休暇が医院全体としてしっかりあるため、家庭との両立がしやすいと感じました。
看護師としての経験が浅かった私にとって、訪問診療ではいつも医師と一緒にまわることができる点も魅力で、外来も併せて勤務できることで、知識と経験を段階的に身につけられると感じ、入職を決めました。
実際の業務とやりがい
現在は、外来業務と「訪問診療コーディネーター」という当院独自の役割を兼務しています。訪問診療の患者数は120名ほど。複数の医師が効率よく診療にまわれるよう、1日の訪問スケジュールを管理し、訪問中に必要な調整や病院受診の手続き、ケアマネジャー・訪問看護・ご家族との連携など、多方面の情報を一つにまとめる役割を担っています。医師から「この患者さん、今から搬送したい」という連絡を受けた際には、背景を把握したうえで速やかに関係機関へ調整を行い、医師が次の訪問へ進めるよう支えるのも大切な仕事です。
訪問診療は連携の多い仕事ですが、顔見知りの事業所も増え、電話でのやり取りもスムーズに。訪問が滞りなく進んだときには大きなやりがいを感じます。
患者様との関わり方
訪問先では、ご本人だけでなくご家族の思いも丁寧に汲み取ることを心がけています。
病院と違い、「生活の場」に伺うため、患者さんの普段の表情や環境、家族の状況がよく見えます。そのため、医師とも密に情報を共有しながら、「その人らしさ」を大切にした医療につなげるよう意識しています。
家族構成、介護状況、本人の希望などを丁寧にアセスメントし、必要に応じてケアマネジャーさんとも柔軟に連携。チーム医療の中心に立って動けるのが、この仕事の面白さだと思っています。
入って良かったこと
まず、医師も看護師も事務も、みんな気さくで話しやすいこと。
子育て世代も多く、困った時に助け合える雰囲気があります。訪問に同行する先生も皆さん明るく、移動中は患者さんの話から日常の雑談まで、和やかな空気で過ごせます。
また、私はもともと事務として入職し、働きながら資格を取得して看護師になった経緯があります。病棟経験のない私でも、外来・訪問という医師がそばにいる環境で、着実に学べる土台があったことは本当にありがたく、「ここで働いてよかった」と強く感じています。
今後取り組みたいこと
訪問診療の患者数が増える中で、コーディネーター業務はさらに重要になります。
今は一人で担当していますが、今後規模が拡大する際には、同行訪問から段階的に学べるような育成環境を整え、チームとして動ける体制をつくっていきたいと考えています。
訪問診療はまだイメージが湧きにくい方も多いですが、「思っているよりできる」と感じてもらえる仕事です。興味がある方には、ぜひ一度見学に来ていただきたいです。
訪問診療コーディネーターとは?
田崎医院が独自に設けているポジションで、一般的な資格名ではありません。
医師の訪問診療が「止まらず」「滞らず」スムーズに進むよう、患者情報の把握・連携調整・緊急対応時の調整 を一手に担う「訪問診療のハブ」の役割です。
医師が訪問先で診察に集中できるために
- ケアマネジャー
- 訪問看護
- 病院
- ご家族
などとの連絡・調整を看護師が担当します。
必要時には搬送先の手配や情報共有まで行い、医師はそのまま次の訪問へ向かうことができます。
当院では複数の医師が訪問診療に出ているため、コーディネーターが「情報を一箇所に集約する」ことで、全体の流れが非常にスムーズになっています。
どんな仕事をしている?
- 患者さんの状態の把握
- ケアマネ・病院・施設との連絡調整
- 診療中に搬送が必要になった際の緊急調整
- 医師が次の訪問へ進めるよう段取りの最適化
- 訪問スケジュールの進行管理
- 外来との情報共有
「医師の右腕」としてチーム全体の訪問診療を支える重要な役割です。
どんな人が向いている?
- 連携業務が得意
- 環境の変化に柔軟に動ける
- 患者さん・家族・ケアマネなど、複数の相手と円滑に話せる
- 訪問診療の流れを支えることにやりがいを感じる
未経験でも、訪問同行 → 徐々に調整業務 → コーディネーターへ、とステップアップしていけます。
募集要項
| 資格 | 看護師、普通自動車免許一種 |
|---|---|
| 雇用形態 | 常勤 |
| 業務内容 | クリニック(内科・外科・その他)
訪問診療 ■訪問診療業務全般 |
| 勤務時間 | 8:30~17:30(1日8時間)
【午前】 8:30~12:30 休憩時間は前後する場合あり 基本的には曜日固定の勤務(週休2日 |
| 休日・休暇 | 週休2日制、日曜日、祝日、年末年始休暇、夏季休暇 |
| 給与 | 26万円~30万円
※経験により応相談 |
| 昇給・賞与 | 昇給あり、賞与支給実績あり |
| 福利厚生 |
資格取得支援・手当あり 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険) 自転車・バイク通勤可 車通勤応相談 制服貸与 子育て支援制度有 奨学金支援制度 |
よくある質問
訪問診療の経験がなくても応募できますか?
小さな子どもがいても働けますか?
無理のない働き方ができるよう調整しています。
実際に子育て中のスタッフも多く、学校行事や急なお迎えなどにも理解があります。夜間・休日のオンコールは医師が担当しているため、家庭との両立がしやすい働き方が可能です。
訪問先の環境に不安があります。どのような準備が必要ですか?
特別な準備は必要ありません。
訪問先の環境はさまざまですが、看護師一人で訪問することはありません。医師が常に同行し、困った場面でもすぐに相談できます。また、生活背景を含めて患者さんを理解することも訪問診療の大切な役割です。
将来的に訪問コーディネーター業務にも挑戦できますか?
はい、意欲があればステップアップできます。
当院には独自の「訪問診療コーディネーター」という役割があり、連携調整やスケジュール管理など、訪問診療を円滑に回す重要な仕事を担います。最初は同行業務からスタートし、希望や適性に応じて幅広い役割に挑戦できます。
